音声告知システムとはWHATS’S A VOICE NOTIFICATION SYSTEM
緊急時も役立つ
メディアトライ機器
メディアトライの音声告知放送システムは、放送センターから公共施設や一般家庭へ放送し、J-ALERTや緊急地震速報、災害時などの緊急放送から身近な地域情報を伝達する通常放送など様々な放送形態があり、行政も暮らす人も日常便利に利用できるコミュニケーションシステムです。
音声告知システムの特長
-
緊急放送は最大音量で放送
自然災害や地域住民の防災対策などの緊急時には強制的に最大音量で緊急放送を行います。また、各地区、役場職員などの指定したグループへの緊急放送もできます。
-
停電でも安心の2電源方式
防災ラジオは通常AC/DCアダプタで給電されますが、停電の場合はバックアップ電源の乾電池からの給電に自動的に切り替わり、放送を聞くことができます。
-
多彩な放送種別
放送種別は、緊急/通常放送の選択ができ、それぞれ一斉放送/グループ放送と必要に応じて範囲指定が行えます。
製品情報
-
防災ラジオ MFY3シリーズ
2024年11月、新たにMFY3シリーズをリリースしました。・・・
- 防災ラジオ
- 音声告知システム
-
防災ラジオ MFX3シリーズ
音声告知放送を受信するための受信機です。コミュニティFM、C・・・
- 防災ラジオ
- 音声告知システム
-
防災ラジオ MDF5シリーズ
音声告知放送を受信するための受信機です。CATVタイプのセン・・・
- 防災ラジオ
- 音声告知システム
種類(CATV↓・コミュニティFM↓・ハイブリッド↓・マンション↓)
音声告知システムには、ケーブルテレビ網を利用するCATV、FM周波数を利用するコミュニティFM、状況に応じてケーブルテレビ網とラジオ周波数を自動で切り替えることができるハイブリッド、マンション内に配線されているテレビの同軸を利用して放送するマンション告知の4つのタイプがあります。
CATVタイプ
ケーブルテレビ局などのケーブルテレビ網を利用して音声告知放送を行うものです。音声告知放送は主に、センター装置、クライアント装置、屋外拡声装置、防災ラジオで構成されます。放送をしたり放送に関わる機器の管理をする「センター装置」と「クライアント装置」を利用して、「屋外スピーカー(屋外拡声装置)」や「防災ラジオ」から放送を流します。
●構成図
外部連携について
音声告知放送システムにはオプションで外部連携機能が備わっています。「J-ALERTインターフェース(以下、I/F)」や「緊急地震速報I/F」や「防災行政無線I/F」などの外部入力I/Fを使用して、外部機器と連動または併用することで、音声告知放送システムを利用して幅広い情報を広範囲へ迅速に伝えることができます。J-ALERT、緊急地震速報などの情報は緊急情報のため、ほかの放送より最優先・最大音量で放送されます。
CATVタイプの特長
CATVタイプの特長には大きく以下の3つが挙げられます。
-
放送形態の充実
告知放送の種別は「緊急放送」と「通常放送」があります。「緊急放送」は緊急地震速報などを最大音量でお伝えするもので、「通常放送」は日常のお知らせなどをお伝えします。
また、その放送種別を「一⻫放送」「グループ放送」「個別放送」と放送範囲を選択して放送できます。「一⻫放送」はすべてに配信し、「グループ放送」は地区や自治会、土砂災害危険箇所など設定してあるグループを対象に配信します。「個別放送」は主にメンテナンスなどに使用し、対象を個別に選択して配信できます。コミュニティFMタイプと違ってラジオの電波ではないので、自由な放送ができ、役員会・運動会のお知らせや、清掃活動など対象を限定した放送も自由に行なえます。
※ラジオの電波を使用する場合は、ラジオ番組に告知放送の放送内容が流れます。
-
再放送が可能
時間の制約がない再放送が可能です。放送内容はセンター装置から選択できます。 -
同時放送が可能
グループ放送の場合は、最大8つまでの異なる内容の放送を同時間帯に放送できます。
コミュニティFMタイプ
コミュニティFM局などのFM周波数を利用して音声告知放送を行うものです。音声告知放送は主に、センター装置、クライアント装置、屋外拡声装置、防災ラジオで構成されます。放送をしたり放送に関わる機器の管理をする「センター装置」と「クライアント装置」を利用して、「屋外スピーカー(屋外拡声装置)」や「防災ラジオ」から放送を流します。
●構成図
外部連携について
音声告知放送システムにはオプションで外部連携機能が備わっています。「J-ALERTインターフェース(以下、I/F)」や「緊急地震速報I/F」や「防災行政無線I/F」などの外部入力I/Fを使用して、外部機器と連動または併用することで、音声告知放送システムを利用して幅広い情報を広範囲へ迅速に伝えることができます。J-ALERT、緊急地震速報などの情報は緊急情報のため、ほかの放送より最優先・最大音量で放送されます。
コミュニティFMタイプの特長
コミュニティFMタイプの特長には大きく以下の3つが挙げられます。
-
災害時に強さ発揮
コミュニティFMタイプはケーブルではなく空中波を使用するので、地震や洪水などの災害で地域のケーブルに断線が発生しても影響を受けず、センター装置が配信した音声告知放送を、防災ラジオや屋外拡声装置が受信出来ます。
-
持ち運びが可能
防災ラジオはバックアップ電源として乾電池を使用しておりストラップも取り付けてあるので、持ち運んで使用することができます。さらに、コミュニティFMの周波数を利用するので、での音声告知放送の配信エリア内であれば避難などで持ち運んだ先でも音声告知放送を受信できます。 -
設置取付が簡単
同軸ケーブル配線などの必要がないので、ケーブルの引き込み工事などの設置工事が不要です。また。そのため配線に係る保守の費用を抑えることができます。コンセントに接続でき、ラジオが明瞭に聞こえる場所であればどこでも問題ありません。
ハイブリッドタイプ
ケーブルテレビのケーブルテレビ網と、コミュニティFM局などから送出されるラジオ周波数を利用して音声告知放送を行うものです。ハイブリッドタイプは、通常時はケーブルテレビ網を利用して放送を受信し、災害で断線などの障害が発生しケーブル網から信号を受け取れない場合に、屋外拡声装置や防災ラジオは自動で判断して空中のラジオ電波から信号を受信することができるので安心です。
●構成図
外部連携について
音声告知放送システムにはオプションで外部連携機能が備わっています。「J-ALERTインターフェース(以下、I/F)」や「緊急地震速報I/F」や「防災行政無線I/F」などの外部入力I/Fを使用して、外部機器と連動または併用することで、音声告知放送システムを利用して幅広い情報を広範囲へ迅速に伝えることができます。J-ALERT、緊急地震速報などの情報は緊急情報のため、ほかの放送より最優先・最大音量で放送されます。
マンションタイプ
気密性が高く、非常ベルや非常放送などが聞こえないなどの問題を抱えているマンションも多く、施設改修の費用は膨大です。そこで、既設の共聴アンテナからのTVケーブル(同軸ケーブル)を利用し、マンションの管理室や防災センターから住民様宅への放送を可能にする、マンション向けの音声告知放送システムを株式会社情報事務資材様と協同でご提供しています。
マンションタイプ音声告知放送システムは新たな回線の敷設や、各戸内の大規模な工事などが必要ないためコストの削減につながります。管理組合や地域のお知らせは通常放送、災害時などのお知らせは緊急放送として、必要な情報を住民様宅に設置する防災ラジオへ放送することができます。緊急地震速報装置を導入した場合は予測時間と揺れが到達するまでの猶予時間を音声でお知らせすることができます。また、火災警報などの非常放送との連動も可能です。
●構成図
マンションタイプの特長
マンションタイプの特長には大きく以下の5つが挙げられます。
-
詳細な
緊急地震速報「一般利用者向け」は二次災害などを防ぐため時間や場所は出せずに、強い揺れが想定される地域名だけをお知らせする警報情報であるのに対し、「高度利用者向け」は免許制の予報情報であり位置情報や揺れが到達する時の予測震度や猶予時間をお知らせすることができます。株式会社情報事務資材様は気象庁から許可を受けた「地震動予報業務許可事業者」ですので、(財)気象業務支援センターと専用回線で接続されており、他社のサーバーを介さずに緊急地震速報を受信するのでより早く配信することができます。
-
停電時でも安心の
バックアップセンター装置のバックアップ電源と、システム内に組み込む停電時対応装置により、停電時でも告知放送が可能です。また、防災ラジオも停電時はバッテリーの乾電池で駆動するので緊急情報を受け取ることができるので安心です。 -
選べる放送種別
非常警報や緊急情報をすべての防災ラジオに最大音量で放送する「緊急一斉放送」や、地域のお知らせやイベントの開催案内などを全部の防災ラジオに通常音量で放送する「通常一斉放送」に加えて、オプションで予め設定したグループだけに放送する「グループ放送」もお使いいただけます。 -
既存装置との
連動報知オプションで、非常警報装置や火災報知器などの作動時に、アラーム音と音声で住民様宅の防災ラジオからお知らせすることが可能です。 -
デジタルサイネージ
システムとの
制御連動可能オプションで、エントランスなどマンション内に設置されているデジタルサイネージシステムの画面に、ポップアップシステムとの連動で、緊急地震速報受信時に予測時間と揺れが到達するまでの猶予時間を割り込み表示することも可能です。
外部機器との連動・併用
音声告知システムは、緊急地震速報・J-ALERTなどの他の設備との連動や、水位計や雨量計といった外部機器との併用により、様々な場面での活用が可能です。
外部機器との連動利用
緊急地震速報・J-ALERT・防災無線など他の設備との連動可能!
J-ALERTや緊急地震速報の受信装置、防災行政無線などの外部機器と「外部入力インターフェース」または「外部出力インターフェース」を接続することで、音声告知放送システムを利用して広範囲への迅速な緊急情報の伝達に対応できます。
緊急地震速報やJ-ALERTなどの情報は緊急情報のため全ての放送において最優先となり、最大音量で放送を行います。
外部入力インターフェース利用例
外部入力インターフェースは、外部機器の接点信号を検知し、音声告知放送システムの放送起動を行う装置です。外部機器からの音声を直接告知放送システムから流すことが可能です。
●構築例
外部入力インターフェースの仕様について●連動可能なシステムの例
-
J-ALERT
J-ALERTとは、消防庁が整備した全国瞬時警報システムです。津波や地震などの対処に時間的余裕のない事態が発生した場合に、通信衛星を用いて国(消防庁)から情報を送信し、市町村が受信装置で受信するなどして、住民へ緊急情報を瞬時に伝達することができます。
音声告知放送システムは、市町村の受信装置で受信した緊急情報を、住民宅まで伝達することに役立ちます。J-ALERT受信装置と告知放送システムセンター装置を、外部入力インターフェースで接続することにより、J-ALERTからの情報を住民宅へ設置した防災ラジオに自動で放送することができます。
-
緊急地震速報
緊急地震速報とは、震源近くで起きた地震(P波、初期微動)を感知し、位置、規模などを自動計算し、地震による強い揺れ(S波、主要動)が始まる数十秒〜数秒前に素早く住民の方にお知らせするシステムです。
このシステムと音声告知放送システムを外部入力インターフェースで接続することにより、緊急地震速報の情報を住民宅へ設置した防災ラジオに自動で放送することができます。
-
防災行政無線
防災行政無線は入力インターフェース・出力インターフェースどちらとも接続でき、相互に連動させることができます。
音声告知放送システムを外部入力インターフェースで接続することにより、防災行政無線からの情報を防災ラジオへ送出することができます。また、外部出力インターフェースで接続することにより、告知放送システムからの情報を防災行政無線へ流したり、防災行政無線用の屋外拡声装置へ流すこともできます。
※音声告知放送システムと外部機器を連動させる場合は、仕様打合せが必要となります。